1: 名無しさん@おーぷん 2016/01/09(土)22:43:54 ID:meg
『さらば雑司ヶ谷』『タモリ論』などのヒット作で知られ、最新刊『ドルフィン・ソングを救え!』も好調な小説家・樋口毅宏氏。
そんな樋口氏がさまざまな媒体に寄稿してきたサブカルコラムを厳選収録した『さよなら小沢健二』が好評発売中。
本書の発売を記念して傑作テキストを特別公開いたします!
そんな樋口氏がさまざまな媒体に寄稿してきたサブカルコラムを厳選収録した『さよなら小沢健二』が好評発売中。
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引用元:この国のロックと映画と文学は、『まどマギ』一作にすべて殺された
http://hayabusa3.open2ch.net/test/read.cgi/news/1452347034/
すごい。ものすごいよ、『魔法少女まどか☆マギカ』。略して『まどマギ』。この手の萌え系の絵柄に対して
長らく偏見を持ち、『エヴァ』を全編見ても「フツーに楽しい」で終わっていた俺も、完全にノックアウトされました!
『ダークナイト』にも似た、あまりに暗い世界観、パラドックスと終わらない因果、『乙女の祈り』、自己犠牲、『時をかける少女』、
ヘンリー・ダーガー、繰り返される横尾忠則の「Y字路」のイメージ、そして、宇宙の始まりと終わり……。
歴史的名作に絶対必須の名言がまた多すぎる。
「魔法少女としては致命的ね。度を越した優しさは甘さに繋がるし、蛮勇は油断になる。そして、どんな献身にも見返りなんてない。
それをわきまえていなければ、魔法少女なんて務まらない」(ほむら)
回を追うごとに露わになっていくキャラクターの核。そして、これだけ深いテーマとストーリーを形成するためには、
この絵柄が必然だったという時代的要請。白石一文の『一瞬の光』を想起させる、絶望を全うしようとする確信で終えるラスト。
アニメは、ここまでのことができるのだ。この世のすべての賛辞の言葉を与えたい。
セカイ系という言葉を軽く凌駕して、2012年にして、’10年代全ジャンルの最高傑作。
この国のロックと映画と文学は、『まどマギ』一作にすべて殺されたよ。
薄々気がついていたけど、今、才能のある人や多感な若者はアニメに行くのだろう。
僕がプロレスやロックや映画に救われ、生き方を見出したように、今の若い人たちにとっては、アニメがそうなのだと思う。
*原作者の虚淵氏は40代
http://news.infoseek.co.jp/article/spa_20160102_01014443/
2: 名無しさん@おーぷん 2016/01/10(日)01:59:28 ID:rEp
長らく偏見を持ち、『エヴァ』を全編見ても「フツーに楽しい」で終わっていた俺も、完全にノックアウトされました!
『ダークナイト』にも似た、あまりに暗い世界観、パラドックスと終わらない因果、『乙女の祈り』、自己犠牲、『時をかける少女』、
ヘンリー・ダーガー、繰り返される横尾忠則の「Y字路」のイメージ、そして、宇宙の始まりと終わり……。
歴史的名作に絶対必須の名言がまた多すぎる。
「魔法少女としては致命的ね。度を越した優しさは甘さに繋がるし、蛮勇は油断になる。そして、どんな献身にも見返りなんてない。
それをわきまえていなければ、魔法少女なんて務まらない」(ほむら)
回を追うごとに露わになっていくキャラクターの核。そして、これだけ深いテーマとストーリーを形成するためには、
この絵柄が必然だったという時代的要請。白石一文の『一瞬の光』を想起させる、絶望を全うしようとする確信で終えるラスト。
アニメは、ここまでのことができるのだ。この世のすべての賛辞の言葉を与えたい。
セカイ系という言葉を軽く凌駕して、2012年にして、’10年代全ジャンルの最高傑作。
この国のロックと映画と文学は、『まどマギ』一作にすべて殺されたよ。
薄々気がついていたけど、今、才能のある人や多感な若者はアニメに行くのだろう。
僕がプロレスやロックや映画に救われ、生き方を見出したように、今の若い人たちにとっては、アニメがそうなのだと思う。
*原作者の虚淵氏は40代
http://news.infoseek.co.jp/article/spa_20160102_01014443/
2: 名無しさん@おーぷん 2016/01/10(日)01:59:28 ID:rEp
まあ虚淵的な作品というか
限りなく絶望に近い中の、でも最後ちょっとだけ良かったね(全然良くないけど)な終わらせ方って割と増えたかもね
必ずしも視聴者に受けてる訳じゃないけど
限りなく絶望に近い中の、でも最後ちょっとだけ良かったね(全然良くないけど)な終わらせ方って割と増えたかもね
必ずしも視聴者に受けてる訳じゃないけど
4: 名無しさん@おーぷん 2016/01/10(日)10:57:54 ID:iGp
>>2
なんとかの巨人とかいうのは初っ端からフルスロットルでそれやないんか
なんとかの巨人とかいうのは初っ端からフルスロットルでそれやないんか
3: 名無しさん@おーぷん 2016/01/10(日)06:20:33 ID:ZpU
一般人が初めてこっちの業界に触れるといきなりこうなるんだよね
けいおんで入ってきた感動新参とかが酷かったけど、
まぁまどマギは中身もあるからマシか・・・
けいおんで入ってきた感動新参とかが酷かったけど、
まぁまどマギは中身もあるからマシか・・・
5: 名無しさん@おーぷん 2016/01/10(日)12:20:22 ID:j2d
中身・・・だと!?
6: 名無しさん@おーぷん 2016/01/10(日)13:02:43 ID:ATb
っていうか面白い部分って半分もないだろまどまぎ
終始いらいらする作品じゃん
終始いらいらする作品じゃん
7: 名無しさん@おーぷん 2016/01/10(日)15:11:25 ID:wxW
シャフトってこととキャラデザが糞ってことで全く期待してなかったが結構良作だと思うよ。
演出とかはやっぱり糞だったけど脚本が全てだな。
演出とかはやっぱり糞だったけど脚本が全てだな。
8: 名無しさん@おーぷん 2016/01/10(日)15:16:36 ID:h28
シャフトはキャラデザが酷いというよりは、絵のある朗読劇にしちゃうからって感じ
これはシャフトが作った作品ですよという強い印象を与えるためなんだろうけど
キャラや背景がストーリー本筋と関係ない動きをしまくるから逆にそっちが気になってストーリーが頭に入ってきづらくなったりとか
例えば物語シリーズ、別に絵がなくても成立してる
これはシャフトが作った作品ですよという強い印象を与えるためなんだろうけど
キャラや背景がストーリー本筋と関係ない動きをしまくるから逆にそっちが気になってストーリーが頭に入ってきづらくなったりとか
例えば物語シリーズ、別に絵がなくても成立してる
9: 名無しさん@おーぷん 2016/01/11(月)23:08:01 ID:oPR
人間理解してない輩が
そういうの普通に踏まえた作品に触れると
大体こんな反応じゃね
結局いつものシンプルな公式通りなだけなんだが
ただこういう人普段わざわざ考えてないから仕方ない
そういうの普通に踏まえた作品に触れると
大体こんな反応じゃね
結局いつものシンプルな公式通りなだけなんだが
ただこういう人普段わざわざ考えてないから仕方ない
10: 名無しさん@おーぷん 2016/01/11(月)23:37:16 ID:oPR
でも人間理解出来てない作品てのも先が読めないから
それはそれで良し
まどかやらギアスやらわかってるなと感心しつつも
そのせいでどうにもオチが見えて一回やっとこ観て終わる
それはそれで良し
まどかやらギアスやらわかってるなと感心しつつも
そのせいでどうにもオチが見えて一回やっとこ観て終わる
【サイン本】 さよなら小沢健二 /
樋口毅宏 【単行本】
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