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クイズ悪魔のささやき』(クイズあくまのささやき)は、1994年5月11日から1996年5月8日までTBS系で水曜20:00 - 20:54に放送されていた視聴者参加型クイズ番組である。

 

概要[編集]

お金が必要な出場者がビンボー話をして、最高100万円の獲得を目指す番組。ここで言うビンボーとは「金銭が満たされない」という意味の他に「欲求が満たされない」という意味もある。

ルール[編集]

クイズは第1ステップと第2ステップに分かれており、まず「○○ビンボー」と銘打たれた出場者が「どうしてお金が必要なのか」のプレゼンをして、200人の観客に支持を求める。

第1ステップ
  • 第1ステップの賞金額は、観客が2人1組でトータライザーのボタンを持っており、観客100組のうち共感・納得してボタンを押した数×1万円となる。その際古舘が「いかがなものか!?」や「いかほどか!?」と言う。
    • クイズに正解すると、トータライザーで決まった賞金を獲得。失敗で0円となる。
    • 第1ステップでトータライザーが100になると、その後のクイズに正解で後述される第2ステップ成功の演出が出されて100万円獲得となる。
    • トータライザーが0だった場合、その時点で失格(クイズに挑戦できない)となり、後述される安斎さんのアドバイスを聞く事もできない。
第2ステップ
  • 第1ステップに成功すると、問題のレベルが上がる第2ステップに挑戦するかしないかを決める。
    • 第2ステップに挑戦してクイズに正解すると、背景が赤バック・キャノン砲で大量の紙吹雪が舞い[1]、第1ステップの賞金額にかかわらず100万円獲得。失敗すると賞金は0円になる。
    • 第2ステップに挑戦しない場合は、第1ステップで獲得した賞金を持ち帰る事が出来る。
  • クイズに成功・失敗にかかわらず、出場者には安斎さんの開運アドバイスと、番組特製の金の打ち出の小槌の開運お守り、2000年3月放送の「クイズ悪魔のささやき2000」では金のフクロウ(「不苦労」という意味)が贈られた。
番組の基本的な流れ

オープニングの音楽はなく、司会の古舘が「最初のビンボー人の方、せーの」と言った直後にドラの音が響き、和田と観客全員の「カモーン!」のコールで番組が始まる。2番目以降の出場者は「続いてのビンボー人の方」になる。出場者の中には、「自分の趣味のための資金が欲しい」などといった私利私欲による自己中心的な動機で出場を決めた人など、明らかに観客の支持を得られなさそうな出場者が登場することがある。この場合、当然第1ステップでの支持は少ないため、第2ステップで100万円を目指す事が前提となり、第2ステップで失敗して賞金が0円となることが多い。そのような人物は、たとえ第2ステップをクリアして100万円を獲っても、祝福どころか「帰れ!帰れ!」というブーイングが起こることがある。もちろん第1ステップでクイズに失敗し失格となる例もあり、会場からは「当然だ」という意味の拍手が起こる。中には第1ステップの段階で観客の支持が0人で即失格になる人が2人いた。なお、クイズシーンが省略されるダイジェストの場合もあり、結果は失敗、賞金獲得とまちまちであった。中には100万円獲得にもかかわらずダイジェストになったこともあった。番組の最後に、その週で獲得された賞金の総額が掲示される。最終回の最後では、番組全編を通して獲得された賞金の合計総額が掲示された。

1回の放送に出演する挑戦者は原則的には毎週8人。しかし、急遽出場者が増減する場合がよくあった。また、同じ放送日でも別日に収録した出場者が登場したり、雨傘番組として未放送分の出場者だけで放送を行った回もある。





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さすがにコア過ぎてつぶやきがありませんでした!!
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